秋分の日

2021年09月19日 11:01

最近悲観的な記事が多くてすみません。で、本日もまた悲観的な記事を書くことをお許しください。コロナ禍でお祭りも自粛ムードが漂い、このまま途絶えてゆくのではないかと心配しています。春秋の大祭は元より二上神社では春分祭、秋分祭というお祭りがあります。このお祭りは神職、総代、そして神社のお膝下に住む12戸氏子さんだけで行う中祭です。以前は欠席者は殆ど居ませんでしたが、今年村人の半数が欠席することがわかりました。ちょっと衝撃を受けました!実は牛の繁殖農家が数軒あるのですが、なんと23日に子牛の競り市が行われることになりました。さらに一般企業に勤めている人3名もその日が仕事となり、お祭り欠席です。お盆は休日になるのにお彼岸は仕事というパターンが増えてきました。神社側から言うとお祭り大事でしょと言いたいところですが、今のご時世中々難しいところがあります。何故秋分の日が祭日になっているのか、それはご先祖様を供養し感謝を申し上げる日だからです。お彼岸の中日は仕事の手を休め神やご先祖に手を合わせる日として古くからの慣わしがありました。少しずつこの伝統、慣わしが崩れてゆくことがとても不安です。

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