夜神楽に向けて

ここ数日秋晴れの良い天気が続きますね。気温は夏のようでも二十四節気では霜降、朝晩は冷えてきました。今日の境内はぐっと寒さを感じます。これからはさすがに暑いことはないでしょう。名物の雲海も美しく、あちらこちらで収穫も終わり、次はいよいよ夜神楽の準備です。この頃になると参拝者の方々との話題は専ら夜神楽で、ウチにぴったりの神楽唄を紹介しています。
『日向なる 二上嶽の麓にて                    乳ヶ岩屋に  子種坐(ま)します』                          
高千穂の神楽は各地区違いますが神楽唄集は共通していて、シーズン中は何処の夜神楽でもこの唄が歌われます。国道から入る橋にも刻んでありますので帰りにご覧ください。
わたし共が由緒をお話しする時に二上レイライン上に乳ヶ岩屋も入っていると説明していますが、まさにこの唄もそれを裏付けています。というのも、乳ヶ岩屋が二上雄嶽の山頂付近?にあると言っている人たちがいるようで、そこは全く違います。鬼八ゆかりの乳ヶ岩屋は [二上嶽の麓にて] なんです。そして [子種坐します] は“こだね落ちます→こだねおち→こだにうち”と、音(オン)が変化して現在の地区名「小谷内」となり、二上神社のお膝元、小谷内の乳ヶ岩屋が本当の場所なのです。何百年も神楽のほしゃどん(舞人)たちが歌い継いできて、ハイテク技術によって二上レイライン上にあると証明された[二上嶽の麓]に存在する乳ヶ岩屋が在りながら、全く別の窟に現代になって誰かが勝手に偽りの名を付けるとは如何なることか…なんだか訳が分からない(>人<;)

因みに、レイライン上にある本当の乳ヶ岩屋は高千穂八十八社に含まれています。

今年の夜神楽、ようやく里で行う本来のかたちでできることになりました。
でもすべてが今まで通りとはならず規模を小さくし、振る舞いは関係者のみと決まりました。理由は言わずもがな、地域の過疎化とコロナの影響です。
そうしなければ続けられない、そうしてまでも続けていきたい、わたし共やほしゃどんたち氏子衆の気持ちをどうかお汲み取りください。
                          令和4年10月24日  

今年の秋分祭           

はじめまして、二上神社の禰宜です。
facebook復活は辞めて、宮司のブログとは別にわたしのページを新設しました。どうぞよろしくお願いします。

さて、先日の台風についてはそのうち宮司から状況報告がありますのでここでは昨日の秋分祭のお話をします。
  毎年春と秋の彼岸中日に小規模で齋行しますが、秋は神社のお膝元集落の小谷内組合が太鼓 小鐘を鳴らしながら境内を練り歩きます。高千穂の神楽とは別の、これも神楽の一つで《楽》と呼びます。風情があってほのぼのとしてわたしは結構好きです。(写真撮らずにごめんなさい)
また来年の奉納が楽しみです。
                             令和4年9月24日

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