老いゆく御神木

2021年11月16日 16:02

推定樹齢300年の御神木イチョウの木は境内の片隅にたたずむ。しかしここ数年黄葉しきらずに落葉する様になってきました。全国には樹齢1,000年のイチョウも沢山ありますから、決して老木というわけでは無いのでしょうが理由はわかりません。5年ほど前から枝先が枯れる症状が顕著に出るようになりましたが、これは害虫の仕業らしい。その影響なのかは定かじゃないですが、少なからずそれが原因の一つと考えています。それぞれの樹々の寿命には育った環境がかなり影響するでしょうから、御神木としてこれから先何百年も生かす為には枝の剪定なども必要になってくると思います。なるべく手をかけない自然のままがいいのは分かっていますが、鶴岡八幡宮の大イチョウのように倒れてしまったら元も子も無いのですから。すでに今でもかなり傾いているので、この大木を支える根にはかなりの負担がかかっているのではないかと思います。

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