令和3年12月22日(冬至)午後4時高千穂小学校より二上山を望みました。わたしの仮説では「槵日二上峯」とは文字通り日が串さす様子を表していると言う事だと思うのです。では二上峯に日が串さす日はあるのかという疑問が湧きます。写真では解らないと思いますが二上山男岳、女岳は高千穂小学校辺りで綺麗に重なって見えます。つまりここから太陽が二上山と重なれば将に槵日の状態となるわけです。
結果は、、残念ながら少しずれていました。でも瓊瓊杵尊が降臨したのはいつの時代か分かりません。おそらく3,000年位前の出来事なのです。地軸のずれも多少関係しているかも知れませんし、このずれは許容範囲だったかも知れません。
その昔高千穂宮があったとされる現在の高千穂小学校付近は見晴らしの良い高台で二上山を美しく望める場所です。冬至は夜神楽の時期です。他にも高千穂にはお日待ちという神事もあります。日の大神天照様の再生を祈願するお祭りです。二上山山頂では無かったけど、この場所には瓊瓊杵尊が天照大神様を通じて伊弉諾尊・伊奘冉尊に会える場所かも知れません。