烏骨鶏

2022年04月08日 10:04

神社のブログなので神社にまつわる記事を書かなければならないとは思いますが、ほぼほぼ私の独断で作ったこのホームページなので、たまには脱線しますことをお許し下さい。

今回は我が家の鶏にまつわるお話です。昔から10羽くらいの鶏を飼っていたのですが、種類は様々で一般的な赤鶏やチャボ、シャモ、そして烏骨鶏も飼った経験があり、今は赤鶏とチャボがいます。といっても飼っていたのは亡くなった父で私はほとんどノータッチでした。父は亡くなる直前農協に赤鶏の雛を6羽注文していたので今飼っている鶏は父の忘れ形見になります。
赤鶏は卵を産むことは得意なのですがそれを温めて雛をかえすことはまずやりません。そこで雛を産ませるためにチャボを使います。チャボは小柄ですが卵を抱く能力が強く、5、6個たまると完全に孵すモードになり食事以外は巣から離れなくなります。その習性を利用して他の種類の鶏も孵すことができるようになるのです。
赤鶏は卵を産むことが得意といいましたが、今年は暖かくなっても一羽か二羽しか卵を産まず。餌代ばかり掛かっていました。なんか無駄に餌代掛かっているのは悲しいのでそろそろ鶏を飼うのも潮時かなと思っていた矢先!
今地区内の空き家に住んでいる県職員さんが烏骨鶏を飼い始めましたと聞いて驚きました!
面白い人だな〜!インコや文鳥では無く烏骨鶏?
それがちょっと私に火をつけてしまいました。そっかどうせ飼うなら烏骨鶏だな!烏骨鶏は真っ白なふさふさの羽毛で観賞用としても面白い品種です。卵はたまにしか産まないけど、卵を産まない赤鶏よりよっぽどマシではないか?
という経緯で烏骨鶏を飼おうと決めたにはいいのですが、さてどこにいるのか?県職員さんに聞いたら町内で烏骨鶏を飼っている人がいることを知り、卵を分けてもらえるように頼んでみました。
ところが一度烏骨鶏を飼おうと決めたら無性に欲しくなるのが人間の性、県職員さんの連絡を待てずにインターネットで探していたらなんと烏骨鶏の孵化用の卵を売っているところを見つけたのです。
ちょうど我が家のチャボも孵しモードに入っていたので今がチャンスとばかりに注文!数日後には6個の卵が届きました。ただ、鶏舎があまりにも汚かったのでとりあえず掃除してから孵化させなければと思い作業を行ったら。チャボ達は驚いて興奮状態!
作業終了後卵を設置してチャボを入れたのですが、全く無関心!やっちゃいました・・
そう!生き物はデリケートなのです。2日ほど待ってみたのですがチャボの興奮状態はおさまらず、全く抱いてくれません・・このままでは卵が台無しになってしまう恐れがあったので急遽電熱器を設置してチャボの機嫌がなおるのを待つことにしています。
写真は急場凌ぎで作った孵化器です。電球の熱で温めますが、適温とは限りません。これでも条件が整えば孵化させることもできますが、チャボに抱かせる方が確実です。なんとか機嫌をなおして欲しいのですが・・
ちなみに私は酉年です。

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