昨日までの彩りが嘘のように一気に紅葉が散って行きました。雪の便りも聞こえ始めた今日この頃ですが、植物の儚く美しい締めくくりは誰のためにあるのでしょうか?野山の生き物は紅葉を愛でることがあるのでしょうか?冬に備えて山の味覚を蓄える事に必死なのでしょう。人間はモミジやイチョウ様々な植物の紅葉を愛で慈しみ大切に思ってきました。名もなき小さな野草でもその存在を主張しています。それを美しい、愛おしいと思うのは人間だけなのですね。秋の紅葉は神様から人間に与えられた贈り物なのですか?人間はその見返りに自然を守って行かなければならないのでしょう。