最近よく見かけるようになったゆずり車線!地方の国道は片側一車線の道路が多く、円滑な走行を促す為のものなのでしょうが凄く違和感を感じます。昔は登坂車線と言って急な上り坂でスピードが落ちてしまうトラックなどの為に造られたものが主流で特に違和感など感じたこともなかったのですが、最近はゆずり車線なるものが沢山造られています。道路が二車線になって遅い車は左側にウインカーを出して避けなさいという事らしいのですが、果たしてこれでいいのか?
日本の道路は左側通行が基本なのだから二車線になったら左側車線が本線でなければならないはずですよね?なのに右側車線が本線で左側はゆずり車線という事らしい。遅い車の基準はおそらく法定速度よりも遅いという事なのでしょうが、実際には殆どのドライバーが法定速度より速い速度で走っているのが現状です。そうなると法定速度で走行している車は遅い車という場面が現れるでしょう!大概法定速度で走っている車の後ろには長蛇の列ができています。そこにゆずり車線が現れた時、自分は周りの車より遅いと自覚して左側に避ける人と法定速度を遵守して走行しているのでそのまま右側車線を走行する人に分かれます。長時間法定速度でイライラしている後続車はあおり運転をしたり、左側から追い越しをかける人もいます。勿論違反ですがこれが現状です。
ゆずり車線は理想論で作られた危険な道路なのです。
交通違反を助長する道路なのです。
熊本に新たに出来た高速道路にもゆずり車線ができていました!非常にショッキングです。最近の道路行政がおかしいと思うのは私だけでしょうか?