先日、銀杏の実や皮がイノシシ回避効果が有るのではないかと思い立ち実際に田んぼに撒いてみました。
写真は、イノシシに食べられて踏みつけられた稲穂です。
結果は可もなく不可もなしと言ったところでしょうか!去年は全ての稲が食べ尽くされてしまったのですが、今年はかなり抑えられているようです。ただイノシシもお腹を空かせているので多少臭い銀杏があろうとお米を求めてやって来ているみたいです。料理は先づ目で食べて、鼻で食べて、そして口で食べる物です。美味しいお米も嫌な匂いがすれば食欲も落ちるのでしょう。
結果完全にイノシシを回避することは出来ませんでしたが、ある程度の効果が有ったみたいです。
本来農家は犬や猫を飼い作物を害獣から守ってもらっていました。放し飼いの禁止は結果自ら作物を守らなくてはならなくなった農家に負担を強いる形となりました。農家はただ単に可愛いからという意味で犬猫を買っていた訳ではないのです。イノシシ対策は農家の重要な仕事になりました。電気柵を張る作業や草刈りを頻繁に行うことなどは、犬を飼っていた時代には必要なかった作業です。そして最近新たな方策として金網を張り巡らす方法が始まりました。遂にそこまでやるかと思いましたが、犬の放し飼いが出来ない現状では致し方ないのかも知れません。
放犬特区とか出来ないのでしょうか?例えば夜間だけとか、口輪を付けて放すとか、、